海外ドラマレビュー「サバイバー・宿命の大統領」
原題Designated Survivor
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１．どんなドラマ？
ある日、アメリカ合衆国議事堂が爆破され、政府要人のほとんどが死亡する。
Designated Survivor「指定生存者制度」により、議事堂から離れていた主人公は、突然、合衆国大統領に就任することになる。
アメリカを襲った未曽有のテロへの対応、政治の駆け引き、陰謀。
次々と新大統領を脅かす大小の危機が、次から次へと展開し、ついつい目が離せなくなる政治サスペンス。
現在、Netflixでエピソード10までが公開されていて、エピソード22までの予定。
アメリカでの放送開始が2016年9月からの最新ドラマ、日本での配信開始は2016年12月28日から。
10週遅れで配信されている最新ドラマ。
アメリカでのシーズン1の放送終了予定は2月中旬頃。
（日本でのエピソード11以降の配信は3月下旬以降ではないかと予測される）
２．オススメ度
☆☆☆☆☆
大統領とスタッフを襲う大小の難題、一つが終わったらまた次というストーリーを追っていくうちに、気が付けば1つのエピソードが終わり、次のエピソードを見始めている。
またテロに隠された陰謀を負うFBI捜査官サイドというサブのストーリーラインがあり、大統領サイドと 両方を追っていく内に、やはりまた次のエピソードに入っている。
時間があると、10エピソードぐらいは一気見してしまいそう。
中毒性満点。是非、一度見てほしい一作。
３．出演者
困難に立ち向かう大統領トム・カークマン役を、「24」ジャック・バウアー役のキーファー・サザーランドが抑えた演技で好演。ジャックに見えないように、激した演技はグッと抑え目。テロの真相を追うFBI捜査官役に「ニキータ」で主演したマギー・Qというダブル主演のような豪華さ。
４．面白いのか？
「24」が面白かった、ハマったというような人なら間違いなく面白い！
展開、場面の移り変わりがテンポよく、それが視聴者をグイグイと引き付けてくる。
一気見注意の面白さです！
また、ジャックがハマリ役となり、有名スターとなったキーファー氏ですが、その後も何本か映画やドラマに出演するも、ジャックのイメージを払拭しきれてない感もちらほら。
同じ海外ドラマ「タッチ」で特殊な能力を持つ子供を持つ父親を好演していましたが、アクションシーンをやらせるとどうしてもジャックになってしまう気が。今回はアクションシーンはいまのところほとんどなく、大統領として周囲に守られる彼はジャックに見えません。
そんなところも一つの見どころではないかと思います。
公式予告編
